ゆうちょ銀行の相続手続について
ゆうちょ銀行の相続手続の流れについて
ゆうちょ銀行の相続手続は、他の金融機関と違って何段階かに分かれて手続する必要があります。
また、特に地方のほうは、窓口の方が相続手続に慣れていないような郵便局が多く、こちら側で手続きをリードしなければ、窓口で時間がかなりかかったり、日数がかなりかかってくるようなケースが多いです。
私がこれまで手続した中で、このような流れであれば、少しでもスムーズに行ったという経験でお伝えいたします。
1.被相続人とお手続きをする方の関係が分かる資料(戸籍など)が揃った時点で、一度「相続確認票」「貯金等照会書」(不明な貯金が有る可能性がある場合)をゆうちょ窓口に提出します。
2.2週間前後で「調査結果」と「必要書類のご案内」がゆうちょ銀行から送られてくるので、その間に相続人の間で遺産分割協議書を作成します。
3.戸籍謄本・遺産分割協議書・各相続人の印鑑証明書などを含めた必要書類を集めて再度ゆうちょ窓口に提出します。
このように、ゆうちょ銀行の場合は、最低限2回は訪問しなければならないうえ、戸籍が多数あるような場合は、ゆうちょ銀行の職員もかなり時間をかけて戸籍を読まなければなりません。
書類を整理して持って行った場合でも30分以上はかかる印象が有ります。(不備が全く無い資料を持って行って、最大2時間待ったことも有ります。)
私の印象では、このようなお手続きを平日に行うのは、通常お勤めの方には困難な印象が有ります。
そのようなときは、私ども相続を得意としている士業へ依頼するのも一つの手です。
ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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