F様 宮崎県小林市 帰化申請
実績内容
永住許可を持っているご相談者様より、フィリピンから日本に帰化したいというご相談を受けました。
理由を聞くと、娘さん達が今後不安なく過ごせるようにとの事でした。書類を作成後、ヒアリングを進めるうちに、どうやら以前の夫の借金をそのまま放置されていたご様子でした。
当時の書類は無いとおっしゃっていたので、その言葉を信じて時効であることを主張して進めましょうとアドバイスした矢先の事でした。法務局での初面談の際に、本人が当時の裁判所からの通知書を出しました。(私には無いと言っていたのに??)
私は本人に「このままでは、一生これを気にして生きていかなければならない。今、片づけなければいけない。」と説得。
どちらかといえば、こちらが重要だと話し、債権の時効援用の手続を進めました。無事、時効援用が適用出来た後、帰化申請も通り、ご本人は大変喜ばれておりました。
本当に大変な思いをしたのですが、今では良い思い出となっています。
エリア | 宮崎県小林市 |
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申請内容 | 帰化申請 |
ご依頼から許可までの日数 | 約4ヶ月 |
備考 | 娘さんは私と同じ帝京大学の後輩でした。フィリピンの方は大変な状況でも人生を楽しく生きているという印象が有り、全く苦労していることを感じさ せない事に尊敬という感情を抱きました。それがそのまま申請書に伝わって法務大臣も許可して頂けたのかもしれません。 |